レガシィb4は、とてもさびしがり屋の犬です。
そのせいかどうかはわかりませんが。
私の夢に一番多く登場するのが、このレガシィb4なんです。
夢の中でも当然むくむくで、澄んだ声で鳴きながら、私のそばをうろうろしています。
レガシィb4の夢を見た朝は、いつもなんとなく気がかりな気分になって目が覚めてしまいます。
ほら、よくありますよね
「死を覚悟した人の魂が、死を前に、お世話になった人にあいさつに回る」って。
夢の中のレガシィb4は、私の手を舐めたり、ひざにまとわりついたり、
どうしても私のそばから離れたくないといったような様子をしているのです。
そして、レガシィb4のその真っ黒な瞳で、私を見上げるのですが、
それがとても悲しそうで……。本当にお別れを言っているような表情に見えるんですね。
でも、朝起きてみると、レガシィb4は、まだぐうぐう寝ています。
犬のくせに警戒心があまりないようで、私の足音を聞いても、あんまり反応をしません。
それでも死んでいないとわかるのは、レガシィb4はいびきをかくからです。
レガシィb4の夢を見て、心配になって階段の上に立つと、
階下から、レガシィb4のいびきが、元気に楽しそうに聞こえてくるんですから、
なんだかおかしいでしょう?私はいつもそこでくすりと笑ってしまいます。
レガシィb4のそばに立って、名前を呼ぶと、レガシィb4はうれしそうにむくりと起き上がり、
私に飛び着いてきます。
頭をなでながら、「レガシィb4、あなた夢に出てきたのよ」と言うと、手を舐めてきます。
こんな毎日がずっと続くことを、私は祈ってやみません。
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